作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 消波ブロック被覆堤の施工時における直立部の滑動特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成9年度(港-15) |
発表会 | 平成9年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成9年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1998/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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上久保勝美 | |
藤池貴史 | |
木村克俊 |
抄録 |
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消波ブロック被覆堤は反射波や越波を低減する機能に優れ、我が国における代表的な防波堤の構造形式のひとつである。また消波ブロックによって直立部に働く波力が低減されるため、波浪条件の厳しい場合にも適用できる。しかしながら、施工段階で消波ブロックが不完全な状態で来襲波を受けた場合には衝撃砕波力が発生する危険性があることが知られている。こうした不連続消波部における波力増大に関しては、塩見らが主として堤幹部を対象とした特性をまとめているが、延伸時に生ずるような堤頭部付近での波力については明らかとされていない。本研究では、現地における不連続消波部での被災要因を分析するとともに、断面実験を行って消波ブロック被覆高さが波力に及ぼす影響を滑動実験により検討した。また、平面実験により堤頭部付近に不連続消波部を有する場合の直立部の滑動特性を明らかにし、現地被災状況と実験値の比較を行った。 |
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