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 沓形港防波堤かさ上げ小段における水産生物の増殖効果について

作成年度 1997年度
論文名 沓形港防波堤かさ上げ小段における水産生物の増殖効果について
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(港-23)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
萬年富美雄
小山征冶
佐々木秀郎
抄録
沓形港は、北海道の西北端、野寒布(ノシャップ)岬より海路58km隔てた利尻島の西海岸に位置する地方港湾で、港湾構造物が配置される海面は透明度も高く、沿岸はコンブ、ウニ等の磯根資源が豊かな海域でもある。当港では、近年、大型フェリーや一般貨物船の入港需要が高まり、港湾施設が狭溢になってきた。この状態を解消するために、沓形岬側に港を拡張することとし、昭和56年度から外郭施設等の整備に着手した。平成3年度に新港区の静穏を図るため、防波堤(島)に着手、その実施にあたっては本来機能のみならず、環境と調和した港づくりが求められている時代背景や地元漁業者の要請もあり、基部側に消波効果を向上させるための小段を設置することにした。平成6年度より水産協調型工法の技術パイロット事業として認められ、平成7年度から小段の生物環境調査を実施してきた。本報告は、過去3年間に渡る生物調査が得た内容を解析することで水産生物やその成育環境への影響を検討した結果である。
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