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 大島漁港建設に関する環境保全の取り組みについて

作成年度 1997年度
論文名 大島漁港建設に関する環境保全の取り組みについて
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(港-24)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
東舘雅樹
本間明宏
泉田守
抄録
大島漁港は、周辺の豊富な水産資源を安全かつ効率的に活用するために不可欠な施設として、第4種漁港(避難港)の指定を受け、平成2年度より建設が進められている。この一帯は近海区域に指定され、厳しい海象条件に晒されているほか、島全体が貴重な自然環境を有していることから、建設工事を進めるに当たっては、数々の制約条件をクリアすることが必要である。なかでも、全島が『オオミズナギドリ海鳥繁殖地』として国指定の天然記念物に指定されていることや、極めて稀少な植生を持っていることなどから、建設工事による環境の影響を限りなく無くしながら、工事を進めることが求められてきた。港湾・漁港建設においても、自然との共生を図りつつ事業を推進することが不可欠であるが、本事業で蓄積されている数々の環境保全の取り組みについては、今後他の事業推進にも貢献することが考えられることから、ここでその内容を報告する。
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