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 釧路港水産協調施設の計画について-島防波堤を対象としたエコポートの取り組み-

作成年度 1997年度
論文名 釧路港水産協調施設の計画について-島防波堤を対象としたエコポートの取り組み-
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(港-25)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
岸哲也
千葉仁
山本剛
抄録
釧路港は東北海道の中心となる物流の拠点であり、港湾貨物量の増大により滞船時間が多く、係留施設不足が著しい状況である。この問題を解消し、さらなる背後地域への円滑な物流を確保するため、釧路市は新たな港湾計画を作成した。この計画は平成8年3月に漁業補償が合意し、平成8年11月の中央港湾審議会の審議を経て12月に運輸大臣の承認を得たものである。この中では西港沖合に島防波堤が計画され、その施設規模や計画箇所の状況より、運輸省の提唱するエコポート事業の自然環境と共生する生物にやさしい島防波堤の整備を検討することとなった。検討にあたっては、港湾及び水産関係学識経験者、運輸省の担当者を委員とする「釧路港水産協調型施設検討委員会」を設置し、島防波堤の構造形式及び港内側の静穏海域の有効利用を目的とした新たな漁業展開について検討している。本報告では、地域の要請を反映し、活性化を図り、エコポートの形成をめざし、港湾環境の保全に配慮した水産協調型施設として計画されている島防波堤について報告するものである。
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