作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 治水事業の流域発展に対する効果に関する研究(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(D-2) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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我が国は、災害を受けやすい国土に多くの人々が生活し、そこで高密度な活動が展開されている。近年においては、人口・産業の集中の結果、急傾斜地・低地の軟弱地盤地域・地盤沈下地域へと居住地が拡大し、国土構造は災害に対しより脆弱なものとなっている。さらに、高齢化・高度情報化等による社会の変化は、安全に対する要請を高め、より高い水準での整備を治山・治水事業に求めることになろう。維持管理費の増大による新規投資の減少という状況の下で、治山・治水に求められる安全性を確保するために、ハード面での着実な整備を進めるとともに、災害予知・救難体制の確立・適正な土地利用への誘導等ソフト面での対策に一層の考慮を払う必要がある。本研究では、前述したような社会的背景や公共投資の性格や動向を踏まえ、北海道の発展形態を主に治水事業との関連で据えようとするものである。さらに、内在するダメージポテンシャル・新たなニーズおよび流域の発展ポテンシャルを把握し、今後の治水事業のあるべき姿を追求するものである。 |
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