| 作成年度 | 1986年度 |
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| 論文名 | 実河川における流速の変動について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 昭和60年度(D-27) |
| 発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1986/08/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 七沢馨 | |
| 村上泰啓 |
| 抄録 |
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| 河川事業を進める上で、流量はその基礎となる量であり、流量観測の精度向上を図ることが重要な課題となっている。しかしながら、観測方法と精度との定量的な関係を検討している例は少く、その結果についてもまとまったものとはなっていない。流量観測の精度を考える場合、精度に影響する因子として、流速と流下断面積が挙げられる。これまでの検討例においては、主に流速の時間的な変動特性についての検討から、流量観測の精度を論じている。しかし、これらの検討は、1点の流速測定について、その所要時間による精度を論ずるものであり、流量観測全体にかかる時間から検討したものではない。流量測定に占める流速測定の比重は高いが、流速測定の精度向上を求めるあまりに流量観測の所要時間が増加し、その間に流況が変化するようなことがあれば、結局は流量観測の精度の低下を招くことになる。本報は、以上のような点をふまえ、実河川における流速の時間的変動を長時間にわたって観測した結果について考察するものである。 |
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