作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 樋門漏水防止グラウト工の効果と判定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(D-33) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小葉松建生 | |
石田睦男 | |
岩崎邦明 | |
志賀勝己 |
抄録 |
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河川改修工事の進捗にともない、洪水の危険性は減少してきた。特に連続堤の完成はその地区の住民にとって大きな安心感を与えてきた。しかし、近年の外水氾濫のうち越水なき破堤の占める割合が増し、さまざまな悪い条件が重なったとは言え堤防の安全度については100%予測することは、むずかしいと言わなければならない。越水なき破堤の主な原因として漏水現象があげられ、種類について分類すると、堤体・基盤・複合・構造物周辺に大別できる。特に、構造物周辺の漏水については、昭和56年洪水による被害報告があるまで、あまり着目されていなかったようである。本報は、この構造物周辺漏水対策工として近年施工されはじめた、グラウト工について、現場での施工例を基に事前調査から事後調査までを、考察等を混じえながらまとめたものであるが、グラウトの効果の判定は、施工後に目視出来ない事から大変問題となるところである。本報はこれに、一定の基準を設ける事を目標に検討したものである。 |
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