作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 底生生物と生育サイクル |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(D-35) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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伊藤丹 | |
秩父亮一 |
抄録 |
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天塩川下流の治水事業は、流下能力の拡大を重点目標として昭和55年から浚渫工事を実施しており、現在ポンプ船3隻で年間約60万m3の土量を処理している。一方、サロベツ湿原のパンケ沼、サロベツ川と天塩川にはヤマトシジミが生息し、それを資源とした内水面漁業が営まれ、全道一のシジミ漁獲高となっている。天塩川のシジミ貝の生息区域で浚渫工事を行なうと、直接、貝が土砂とともに排出されたり、浚渫効果によって浅瀬が減少する結果、シジミ貝の消息に適さない環境になる恐れがある。この調査報告は、主漁場であるパンケ沼とサロベツ川の環境を把握した上で天塩川におけるシジミ貝の生態を明らかにし、今後の治水事業の円滑な推進を目的とするものである。 |
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