作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | セメント系固化材による泥炭の安定処理効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(A-10) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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川村浩二 | |
能登繁幸 | |
島谷登 |
抄録 |
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近年、軟弱地盤対策としてセメントや生石灰、その他の各種改良材を現位置土と混合攪拌処理し、材料の化学的変化を利用して地盤の強化および安定をはかる混合攪拌工法が普及してきた。しかし泥炭性軟弱地盤対策に混合攪拌工法を採用する場合、泥炭に対して比較的安定した強度発現を示すとされる高炉セメントB種を主体としても所要の強度を得るには、大量の混合を必要とする場合も生じ、施工性、あるいは経済性の見地からセメント系固化材の検討が必要となる。しかし、これまでセメント系固化材による泥炭の安定処理効果に関する報告は極めて少なく、固化材の性状、効果についても明らかでない。著者らは、高有機質土用、あるいは軟弱地盤処理用として開発された市販の各種セメント系固化材を用いた室内試験結果から、泥炭性軟弱地盤に対する有効性を比較検討するとともに、一軸圧縮試験にかわる簡易な改良効果判定方法としてフォールコーン試験の適用を試みたので報告する。 |
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