国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 花畔大橋の計画について

作成年度 1986年度
論文名 花畔大橋の計画について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(C-1)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
田高淳
岩瀬徹也
倉橋義雄
山口守之
難波江完三
抄録
一般国道231号は、札幌市から日本海沿いに留萌へ至る幹線道路である。この起点に位置する札幌圏では、札幌市を核とした道央圏における物資需要の増大に対処し、日本海沿岸地域等との経済交流を図ることなどを目的とした、石狩湾新港の建設と後背地の流通・工業基地の開発が決定している。本橋は、これに伴う交通需要増に対応するため、一般国道231号の新ルート改築事業の一環として茨戸川に架かる橋である。橋梁形式は、経済性等を検討の結果、橋長230.0mの2径間連続箱桁斜張橋を選定した。斜張橋のタイプとしては、最も景観性に優れていると言われる1本独立塔のマルチケーブルハープ型を採用している。また、本橋の場合、支間は短いが総幅員が36.8mと広いため、斜張橋としては大規模なものである。特に、1本独立塔形式の斜張橋としては、阪神高速道路湾岸線の大和川橋(3径間連続、中央支間355m)に次ぐものである。本稿では、橋梁形式の選定と現計画段階での橋の特徴と今後の課題等を明らかにしたい。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.