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 札幌大橋の耐風安定性に関する風洞実験報告について

作成年度 1986年度
論文名 札幌大橋の耐風安定性に関する風洞実験報告について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(C-3)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
石橋照浩
岩瀬徹也
倉橋義雄
山口守之
依田正彦
吉田紘一
抄録
札幌大橋は一般国道337号道央新道の石狩川横断部に位置する長大橋であり、昭和56年度より下部工に着手し、61年度には主径間の製作を予定している。主径間の構造形式としては死荷重の低減を計るべく、3径間連続鋼床版2箱桁(90.0m+150.0m+90.0m)を採用した。従来、箱桁橋は高い剛性を有しており、耐風安定性が問題となることはないと考えられていた。しかし、近年、箱桁橋で鋼床版を用いて軽量化した長支間のものが出現し、相対的に剛性が低下したため、箱桁橋でも吊橋や斜張橋と同様に風洞実験を行い、耐風安定性が問題となる事例が報告されている。本橋においても、風による振動現象が発生することが予想されたため、建設省土木研究所に依頼して本橋の耐風安定性に関する風洞実験、検討を行ってきた。本文ではその概要などを報告する。
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