作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 札内橋地覆のクラック防止対策について-膨張コンクリートを使用した試験施工- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(C-9) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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永井俊一 | |
佐藤茂治 | |
旦尾正治 | |
切石尭 | |
嶋田勝行 |
抄録 |
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一般国道38号帯広市と幕別町の境界に位置する札内川に架設された札内橋は、昭和55年に下部工事に着手、昭和59年度に札内川下流側2車線の上部工を完成、昭和60年度に上流側2車線を伸張拡幅し4車線として完成した橋梁である。本橋は、橋長L=622.35m、幅員W=11.75m(8.25~3.50m)の、16スパンからなる主に3~4径間連続PC箱桁橋の橋梁である。ボックス桁からの張り出し長さが2.70m~2.90mと比較的大きく、桁高さは、1.70m~1.90mである。昭和59年度に札内川下流側2車線を供用開始した直後から歩道および車道部分の地覆に、広範囲にわたりクラックが目立ち始めたため観測を行ない原因の追及も含めて補修と対策工法を検討実施した。調査した結果から構造的な要因も大きなウエイトを示しており、また当建設部管内では、新十勝大橋、十勝河口橋と同型式の橋梁架設が予定され、同じようなクラックの発生が予想される為、昭和60年度施工予定の上流側2車線の実橋に地覆クラックを防止すべく試験施工区間を設けて検討を行なった。本報告は、その試験施工の概要、並びに結果を報告するものである。 |
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