国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 日勝大橋上部工架設について

作成年度 1986年度
論文名 日勝大橋上部工架設について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(C-14)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
三木雅之
佐藤茂治
旦尾正治
切石尭
福本淳
抄録
一般国道274号は、札幌を起点に日高山脈を越え、帯広まで結ぶ道央、道東間の交通の骨格と路線である。現在、稲里、日高間およそ90kmにわたり不通区間になっているが、将来的にもその需要度は高く、年々、交通量も増加している。日勝大橋の架設地点は、日高山脈の中央部に位置し、標高は海抜1000mを越え、冬の降雪はもちろんのこと夏は濃霧と非常に気象条件のきびしいところである。また、急勾配、急カーブの連続となっている現道では、日勝峠のなかでもドライバーを悩ます交通隘路区間の一つでもあり、早くからこの道路線形を改良すべく橋の完成が待たれていた。本橋の特徴は、アーチ形式であるにもかかわらず、基礎に深礎杭を採用したことである。従来逆ローゼと深礎基礎の組み合わせは、あまりとられた方式でなく、深礎杭の水平抵抗でアーチ水平力を支持することによって逆ローゼの施工範囲も拡大させることができる。また、合成桁のボルト締め付けに、耐力点検出法を採用したのでその施工も合わせて報告するものである。
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