国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 鋼管杭の現場全自動溶接工法について

作成年度 1986年度
論文名 鋼管杭の現場全自動溶接工法について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(C-16)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
平井篤夫
中川昌知
土井三郎
切土尭
長谷川高司
抄録
一般国道336号十勝河口橋は、豊頃町長臼~浦幌町豊北を結ぶ区間で、一級河川十勝によって分断された現在渡船により人だけの通行は確保されているものの、両町を連絡するルートは河口より約19km上流の国道38号に架設されている豊頃大橋だけであり、新橋を望む声が大きかった所である。この地域は、泥炭性軟弱地盤が広く分布し、上部がコンクリート橋であるため大型基礎構造物となり、基礎には大口径鋼管杭(φ1219.2m/m)を使用している。それは、軟弱地盤を貫いて深い支持層へ、安全に、確実に、容易に、施工できることが大きな要因です。その場合、何本かの鋼管杭を現場で継ぎ足しながら打ち込んでいく必要があり、当然現場継手部の品質、施工性が重要な課題となります。その現場継手溶接法は、現在ノーガス半自動溶接法が一般的に普及していますが、本工事のように厚肉鋼管杭では、累層も多くなり本数も多いので、溶接作業の自動化による単純化、省力化、品質の均一性及び安定性、合理化を図るため人的要素が極めて少ない鋼管杭現場全自動溶接工法を採用した。本報告は、鋼管杭の全自動溶接のうち炭酸ガスシールドアーク溶接法について報告するものである。
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