作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 長尺摩擦杭の長期的支持特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(C-17) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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西本聡 | |
金川宏 | |
山内敏夫 | |
山中敏征 |
抄録 |
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杭はその支持機構により、支持杭と摩擦杭に大別され、一般には支持杭が広く用いられている。しかし、最近特に経済性が重視され始めているため、良質な支持層が非常に深い場合には、支持杭に固守する事なく、摩擦杭が見直されてきている。そこで、従来の摩擦杭は杭長が短く、不同沈下が生じたり、充分な支持力が得られない事から、杭長の長い長尺摩擦杭の提案がなされ、各機関によりその支持機構及び長期的支持特性等について、研究・検討がなされている。室蘭開発建設部では、一般国道235号厚真町に「共和橋」を架設したが、プレロードの先行施工を条件として、基礎杭にに長さ39mの長尺摩擦杭を採用した。59年度は、プレロード、基礎杭の打設及び、「鉛直・水平載荷試験」を実施し、前回『共和橋基礎工の設計施工について(摩擦杭)』として報告した。60年度は、舗装・踏掛版も含め、上下部工まで完了し、この中で、基礎杭及び地盤の挙動を測定する各種計器を配置し、工事工程のポイント毎に測定を行なってきた。本報告は、この「共和橋」の施工事例を通して、長尺摩擦杭の長期的支持特性について若干の検討を加えたものである。 |
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