作成年度 | 1986年度 |
---|---|
論文名 | 鉄骨造山形ラーメン柱脚の力学性状について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(H-2) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
藤田久志 | |
徳田京誠 |
抄録 |
---|
鋼構造建築物の柱脚を設計上ピンとして取り扱う場合の設計方法は未だに確定的なものがなく、その設計にあたっては設計者の判断に委ねられる部分がほとんどで、様々な考え方がなされているのが現状である。この第一の原因としては、柱脚の実挙動が十分に解明されておらず、現段階で柱脚を設計するにあたってその拠り所となる研究成果の蓄積が十分とは言えないことがあげられる。本報では、これらの状況をふまえ、低層の鋼構造建築物の柱に細幅H形鋼を用い、柱脚を設計上ピンとして取り扱う場合の仕口構成についてその力学性状を明らかにするものとした。研究対象としたのは、道内において比較的建築件数の多いさけますふ化場飼育池上家の柱脚ディティールである。今回の報告では、これらの建築物についてその柱脚模型を制作し載荷試験を行うと同時に、アンカーボルトの伸び変形およびベースプレートの曲げ変形を考慮した解析を行い、その両者を比較検討することによって柱脚の実挙動を明かにするものとし、さらに、柱脚の設計および施工管理をより適切なものとするための一資料として、この研究結果を供するものとした。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |