作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 岸壁鋼管矢板に働く典げモーメント分布について(その3) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(G-13) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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上川浩幸 | |
杉本義昭 |
抄録 |
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本調査は矢板式岸壁のより合理的な設計の可能性を検討するため昭和57年度から現地測定を実施したもので、これまでの測定結果については第1報、2報で報告されているが、今回は第3報として今年度最終浚渫の測定結果が得られたため、第2報の-8m暫定浚渫結果を踏まえ、現行の砂地盤における岸壁の設計法との比較のための基礎資料を得る事を目的とする。昭和57年度の第1報では、打込み時および打込み後の応力分布から、(1)設計時において残留応力を見込んでおく事。(2)矢板背後に隣接して基礎杭などが打設される場合、その周囲の砂に及ぼす体積変化は理論式から求める結果よりも広い範囲に及ぶ。昭和58年度の第2報では、-8m暫定浚渫の測定結果から、(1)残留応力は施工性などが複雑に影響するため、設計時にはこれを反映させる必要がある。(2)矢板根入れ部の応力算定には現実的な土圧の推定が必要であり、その手法としてRoweの方法による検討が今後の設計法の1つの方向として考えられる。などの提案がなされた。そこで、本年度は今までの調査結果と本調査の測定結果から、岸壁本体の合理的な設計の可能性を検討したので報告する。 |
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