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 稚内空港ターミナル地域の地盤改良工事について

作成年度 1986年度
論文名 稚内空港ターミナル地域の地盤改良工事について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(G-18)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
森信幸
矢本鉄也
石島隆
抄録
稚内空港は、昭和35年4月1日に1200m滑走路を有する第2種空港として供用が開始され、宗谷地方の航空輸送の拠点として重要な役割を果たしてきた。こうした中で、今後の航空需要の増大に対処するとともに積雪寒冷の地で、冬期は厳しい運航条件にあること等を考慮して、第1期(滑走路1,800m)拡張整備工事を昭和59年度より実施した。拡張計画は滑走路を現在の1,200mから1,800mへ延長され、また、現在滑走路の北側にあるターミナル地域は計器着陸帯の拡幅のため支障となるので反対の南側に新設するものである。新設するターミナル地域の地盤は砂浜上に1.0~3.5m程度の泥炭が堆積しており、湿原を形成している。泥炭の含水比は1,000%に近く、圧縮性の高い軟弱地盤である。この報告は上述の泥炭層の処理についてその設計と施工の概要を述べたものである。
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