作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 寒冷地空港における盛土法面の設計例 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(G-20) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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池田清 | |
高柳省一 | |
秋川豊 |
抄録 |
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釧路空港は、航空輸送需要増大に伴う航空機の大型化に対処するため、釧路空港整備基本計画に基づき、当初1,800mだった滑走路を北側に300m延長し、昭和59年12月に2,100m滑走路として供用されたが、昭和65年度までにはさらに200m延長し2,300m滑走路として供用される計画である。現空港の北側の急傾斜地では、2,300m滑走路への延長に伴う空港用地を造成するため、盛土高約65m、総盛土量約200万m3に達する高盛土工が実施されている。この高盛土工では約8万㎡に及ぶ法面が形成されるが、積雪厳寒地の釧路においては、凍上や雪融け水など、他地域ではみられない法面に悪影響を及ぼす要因が挙げられる。このような悪条件に対処するため、釧路空港高盛土工技術調査委員会で法面保護工についての検討を重ね、軽量法枠工を用いた植生工を採用した。そして、昭和59年度には昭和58年度の施工実績をもとに法面工調査を実施し、植生方法や法枠の種類など細部の検討を行い、昭和60年度以降のための法面工施工要領(案)を提案する段階に至った。 |
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