作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 総合的な土石流対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(E-1) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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宮島滋近 | |
平野道夫 | |
田沢啓市 |
抄録 |
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近年国内外で、様々な土砂災害が発生し、多くの人命をうばっている。こうした土砂災害に対して従来、砂防ダム等によって直接土砂をくい止め、又は人家人命を避けて導流する工法をとってきた。しかし、急速に市街化が進行し谷の出口付近まで生活の場となり始め、河道断面を阻害するような宅地盛土をしている状況の中で、工事による土砂整備は広域的な効果を発揮するには至っていない。そこで総合的な土石流対策としてはハードウェアーの工事と合せて、土砂災害に対する情報を収集し警戒、避難体制を整備し早急に人命だけでも守るというソフトウェアーの対策を考えている。今回の検討では警戒、避難体制をとる上で基準となる雨量を中心に今後に残される問題点について整理したが、基本的な考えとして判断の材料に不確実な点があるときには安全側で考えることとした。 |
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