作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 卯原内ダム築造に係る地質調査等経緯について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(E-6) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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竹内英雄 | |
西村敏晴 | |
藤田勝 |
抄録 |
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国営畑地帯総合土地改良パイロット事業西網走地区は、網走市の西部に位置し、能取湖周辺の低地部とそれに連なる台地からなっている。この地域の自然条件は厳しく、5~9月迄の平均降水量は400㎜前後と少なく、特に保水能力の弱い火山灰性土壌においては、播種及び移植期の強風により、風食や早ばつ被害の頻度が高くなっている。このため、地域農家からは、農業の近代化、生産性の向上及び経営の安定のために農業用水への要望が高まっている。このような状況を背景に、畑地かんがいを目的とした卯原内ダムの建設が、この地区の主要工事の一つとして計画された。卯原内ダムは堤高40.5m、堤長355.0m、堤体積802,000m3の中心不透水ゾーン型フィルダムであり、総貯水量は4,300,000m3である。ダムの地質調査は49年度に始まり、現在迄に必要とされる調査を終えていることから、本報告は、卯原内ダムの地質調査の各段階においてどのような検討事項が提起され、それに対してどのような調査、検討がなされたか報告するものである。 |
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