作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | ニ風谷ダムサイト地質構造とダム軸の決定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(E-20) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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五十嵐秀世 | |
斎藤孝雄 | |
中島均 |
抄録 |
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ニ風谷ダムサイトの基礎岩盤には、新第三紀川端層に属する礫岩層が分布している。この礫岩層には基質が石灰質に富む層と非石灰質な層が分布しており、肉眼による観察結果及び原位置セン断試験の結果からは石灰質に富む層の方がはるかに強度が高いことが推定されたため、ダムの座取りにあたっては非石灰質の層の分布及びその強度が問題となった。礫岩はボーリングの察に礫の部分が回転してコアを乱すためコアの採取が困難であり、初期の調査ではその分布及び強度の推定に難点があった。このため地質構造発達史のうえでその堆積環境を推定し、顕微鏡観察及びトレンチ掘削等によって推定が正しいことを確認した。川端層の石灰質に富む礫岩層においてダムサイトの地質構造の推定を行いダム軸の決定をした経緯について報告する。 |
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