作成年度 | 1986年度 |
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論文名 | 桂沢ダム・奔別ダムの濁水調査について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和60年度(E-31) |
発表会 | 昭和60年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和60年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1986/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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加藤剛 | |
許士達広 | |
一関祐次 |
抄録 |
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近年の水資源開発の進展に伴い、数多くのダムが建設或は計画されている。石狩川流域においても、既に流域の約40%が実調以上のダム集水域となっており、将来計画を考えると更に影響する面積は増大する。ダムは下流の治水・利水に大きな効果をもたらすが、その一方で濁水の長期化、富栄養化といった水の質の問題や、下流の河床低下、海岸浸食といった砂の問題の原因ともなっている。ダムは永久構造物であり、長期的展望に立つと水の量ばかりでなく、水の質・浸食と堆砂といった問題に対応できる機能が求められていくと考えられ、計画段階から配慮していく必要がある。幾春別川総合開発において、現桂沢ダムの濁水化が著しいことから現在桂沢ダムの濁水対策、奔別ダムの濁水予測のための調査を実施中であり、その内容を報告する。昭和55年度に桂沢ダム流域の崩壊地の地質、洪水時の濁水挙動について報告がなされているので今回はマクロな見地からの検討を行うものである。 |
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