国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 積雪寒冷地域における道路整備の効果について

作成年度 1986年度
論文名 積雪寒冷地域における道路整備の効果について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(B-2)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
門山保彦
抄録
積雪寒冷地域の特徴には、いわゆる過疎地域など人口密度が低い地域が多く、日常生活に係わる交通を自家用車に強く依存し、都市においてもバス交通を主体としている都市が大部分であり、特に最近は長距離バスの運行が増加してきている。この面でも冬期道路交通における障害の防止は重要である。冬期における自動車交通の安全性は、降雪や堆雪、吹雪等による視界障害、路面凍結による走行制動距離の増加、標識標示の見にくさ等のため走行性能は著しく低下する。一方歩行者においても、歩道が積雪により通行不能や歩行困難になるため車道に溢出したり、横断歩道以外からの車道の横断が多くなるなど安全性は低下する。また、これらの問題の外に、通行不能による防災、医療物資給配等の生活問題の不安を生じさせている。よって、積雪寒冷地における地域生活の安定性や快適性を向上させるため、冬期間における利便性や安全性の向上を目ざし道路整備をおこなっている。
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