国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 濃昼トンネル機械施工について

作成年度 1986年度
論文名 濃昼トンネル機械施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(B-4)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
村上勉
谷尾隆三
小松矗
菊地邦彦
抄録
一般国道231号濃昼トンネルは、札幌から約58km北に位置する。現国道は11k900~12k200m附近にかけ斜長20m~30mの両切土になっており、切土からの落石、また、海からの吹雪などの災害があるため、当初は覆道工を計画したが、掘削土量が膨大となること及び施工時に現道交通確保に問題があることから、改良案でトンネル工に計画した。トンネル区間の地質構成は、基盤をなす新第三紀の集塊岩(自破砕熔岩状)とそれを貫く安山岩脈、これを被う第四紀の崖錐推積物(崩積土砂)・表土からなる。現在のトンネル工事においては種々の施工法が採用されているが、RTMやロードヘッダなどの機械掘削も大いに進められている。この機械掘削工法の推進の一環として、本トンネルでは、ロックトンネラーと油圧ブレーカー併用による機会掘削工法で底設導坑先進掘削・上部半断面掘削を施工した。
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