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 浮島トンネル開通による整備効果について-一般国道273号浮島峠-

作成年度 1986年度
論文名 浮島トンネル開通による整備効果について-一般国道273号浮島峠-
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(B-15)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中田興一郎
米谷禎一
三原豊
抄録
一般国道273号は十勝管内帯広市を起点とし、上川町、滝上町を経て網走管内紋別市に至る延長約180kmの路線であり、オホーツク沿岸地域と上川、十勝、また国道12号・39号と連結して旭川・道央を結び、地域の産業経済、社会生活、文化交流などに中枢的な役割を担う幹線道路である。この国道のうち、浮島峠(標高916m)より滝上町側約4.5kmは特に地形が急竣で幅員がが狭い上、急勾配のヘアピンカーブが連続して自動車の通行が非常に困難であり、さらに多雪地帯でもあり、その道路条件下では冬期間の交通確保が不可能なため、地域住民の生活及び産業活動に及ぼす影響は多大であった。このため、昭和45年の国道昇格を契機として浮島峠の道路改良が検討・調査され、昭和50年より浮島トンネル(L=3,332m)の工事が開始された。以来10年の歳月と事業費約104億円を投じ、昭和59年5月24日に開通した。今回、浮島トンネル開通後に資料収集、ヒアリング調査、住民意識調査、交通量調査等を行って、浮島トンネルの開通によって周辺地域に生じたと考えられるインパクトを可能な限りとらえ、一般国道273号の整備効果と地域の社会・経済活動に及ぼした影響効果を検討し、報告するものである。
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