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 頓別地区の泥炭地開発について

作成年度 1986年度
論文名 頓別地区の泥炭地開発について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(F-3)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
松尾幸夫
大矢根昌雄
富田和正
抄録
本地区では、宗谷支庁管内南に位置し、オホーツク海に面した、枝幸郡浜頓別町に所在する。浜頓別町は、面積401.89k㎡、地勢は、ほぼ平坦で南東および南西は山岳に囲まれておりその中央には広大な湿原地帯、「頓別原野」をかかえている。この地域は、農業・漁業を期間産業としており、特に農業においては、立地条件、気象条件から作目に著しい制約をうけ、畑単位での経営はむずかしく家畜を主体とした経営でなければならない。本町における酪農業は、古くから行われており、昭和31年、集約酪農地域に指定されて以降の発展は目ざましいものがあった。様々な制度にのって基盤整備を行ってきたが、総体的に草地量が足りず、さらに自然・立地条件の劣悪さから、経営規模拡大が阻害されてきた。本地区は、こうした現状を打開するため、末利用地を農地造成し経営規模の拡大を図り、飼料自給率向上に資するとともに、道路・排水路・雑用水施設等の経営基盤整備を行い、農業経営の近代化並びに経営の合理化を実施することによって農業所得の向上を期すべく、昭和46年に着手した。今回は、昭和60年度完了を迎える頓別地区について、農地開発の実状、特に頓別原野における泥炭地開発について報告する。
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