国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 安別地区の漁業対策事例について

作成年度 1986年度
論文名 安別地区の漁業対策事例について
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(F-8)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
岡田忠信
大矢根昌雄
富田和正
抄録
本排水路は、直轄明渠排水事業安別幹線明渠排水路で、現況河川のヤスベツ川を流下しクッチャロ湖小沼に流入する排水路である。クッチャロ湖は北緯45°-10’、東経142°-20’附近に位置し、北オホーツク海岸の海跡活用の中では最大のものである。水深は最高でも2.50mと極めて浅く、現在流入河川からの土砂流入により、次第に水深を浅くしつつある。当湖は昭和43年「北オホーツク道立自然公園」、同53年「鳥獣保護区」に指定され、特に、保護区はコハクチョウの重要な渡来地であるため、道内では唯一の国設保護区に昇格した。また、内水面漁業権も設定されており、2戸の漁家が主に小沼で川エビ、ワカサギ等の漁を営んでいるため、流入する河川について、河川改修の施工については、流入量及び流入速度並びに水質に関して大きな問題があるとの事から、本地区は自然保護問題解決のため汚濁防止施設を設置し、排水路の施工を行なって来た。そこで今回は、当湖の漁業対策及び汚濁防止施設の効果を報告するものである。
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