国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 天塩川下流における洪水シミュレーター

作成年度 1987年度
論文名 天塩川下流における洪水シミュレーター
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(D-4)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
紅葉克也
秩父亮一
抄録
近年、コンピューターの著しい発達によって、いろいろな分野でかなりの精度によるシミュレーションが可能となった。いろいろな現象が全て数式で表現出きるわけではないので、シミュレートされた結果と現実の現象とは違いが出るのはあたりまえであるが、今後起こるであろう現象の予測、あるいは起こった現象の原因の究明などには、すばらしい材料を提供してくれることになる。河川工学の分野では、対象とする降雨、流出、河床変動・・・etcなど、どれも、非常に複雑な要因、素因から成る現象で、シミュレートする対象としては、むずかしい分野であるといってよい。しかし、現場においてミニコンクラスのコンピューターが普及された事、テレメータデータの整備など不完全ながらも洪水予測などで、シミュレートと呼ばれる程度の事が出来るようになってきた。それでもまだその緒に立ったばかりで、今後の技術向上が望まれる。今後の課題としては・・・・・・①流域情報の整備、②情報収集、分析、演算を受けもつハード機器の性能up及びソフトプログラムの開発、③自然現象を説明出来る豊富な情報・演算速度のスピード化を背景とした理論の開発・・・・・・などがある。本論では、洪水予測、洪水再現計算で、培った技術を基に、改修効果の把握を第1目標に、ある程度の汎用性をもたせた洪水のシミュレーションを試みたものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.