作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 融雪出水時における河床波測定報告 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(D-16) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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中山仁 | |
窪田吉仁 | |
紅葉克也 |
抄録 |
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河道計画、特に低水路の平面形、縦横断形を検討する際に、実際の洪水時の河床変動の把握が重要な課題となっている。その方法として、航測による洪水流写真からの解析、水理計算による解析、経年的河床変動観測結果からの解析、洪水時河床変動地上観測による解析等がなされている。洪水時の河床変動観測は非常に有益な情報をもたらすものであるが、石狩川の56年洪水の観測例などわずか数例にすぎない。その理由としては、(i)いつ、どんな規模で発生するのか予測が難しい、(ii)準備に時間がかかる、(iii)観測に危険を伴う、(iv)観測機器の開発が遅れている、などが挙げられる。56年洪水の石狩川の成功例が周到な準備とタイミングが良かったことによるものと思われる。本報は、舟上での観測による『ゆれ』の除去が可能な機器の開発(自由学園木下博士の指導によるPZ-13型の利用)及び融雪出水が定期的に出現する天塩川の流出特性などから安全性を考慮して、天塩川下流の天塩河口大橋で行った河床波観測について記したものである。 |
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