作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 治水効果算定の一手法-段階施工のベーシックプランニング- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(D-20) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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伊藤丹 | |
秩父亮一 | |
紅葉克也 |
抄録 |
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治水事業は各水系で策定される工事実施基本計画に基づいて行なわれるが、その計画目標を達成するには、非常な長年月と莫大な費用を必要とする。したがって、治水事業の効果を段階的に、効率的に高めるために工事実施基本計画の具体的な施工計画である改修計画を上位計画として、25倍計画、5ヶ年計画、単年度の実施計画等の段階施工計画を流域の社会経済情勢の変化に合わせて策定する努力がなされている。計画担当者や現場技術者がそのような計画を立てる場合、一般的に問題となるのが、判断の根拠となる有用な情報の収集とその分析である。現状ではその整理にかなりの時間と労力を要するため、当開発建設部では計画策定時に必要な判断材料の充実化と能率化を目指しており、その基盤としてより信頼性の高い段階施工計画モデルと洪水シミュレーターの開発を進めている。本報告は天塩川下流を例にとり、段階施工計画の全般的な考え方を整理するとともに、洪水シミュレーターを利用した実用的な段階施工計画の手法を考察するものである。 |
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