作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 水制工効果に関する検討-現地調査による実証分析及び検証- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(D-24) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大角賢一 | |
高井利秋 | |
吉田俊雄 |
抄録 |
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全国的にみても急流河川で知られている十勝川水系は、築堤並びに護岸等と共に古くから水制工工法による流水制御を行って治水事業の効果を高め水衝部の対策としても有効な活用がなされてきた。しかし、その計画及び設計施工に当っては未だ定まったものがなく、個々の河川箇所における経験的事実に基づいた定性的な判断により施工されているのが現状で、それらの構造配置等が最良であると評価するのは難しい事である。そのため、現在までに施工されて来た水制工の実態及び周辺に対する影響等を把握し、経済的に最大の効果が上がるよう検討する事が必要となり、これらの既設水制の特徴を統計的に整理しその資料を取りまとめ(第一報)、水制工の構造的諸元及び各項目毎の統計的考察について取りまとめ(第二報)、既往調査資料の中から一箇所にしぼりその水制工周辺の経年変化及び、空中写真による流速線図等を作成し状況把握を行ってきた(第三報)。本稿は、今迄の現地調査資料を基に、水制工の効果を実証分析手法により解析するとともに、航空写真等よりその検証を試み水制工の効果を見いだして、今後の改修計画の策定並びに構造設計に資するものである。 |
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