作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | セメント系固化材の選定基準に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(A-1) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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林宏親 | |
能登繁幸 | |
島谷登 |
抄録 |
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泥炭性軟弱地盤対策として、セメントを用いた化学的安定処理工法の施工ケースが増加している。しかし、改良材として普通ポルトランドセメントや高炉セメントB種を用いても所要の改良効果が得られない泥炭が存在する。その一要因として泥炭の有機物あるいは有機物を構成する化学物質によるセメントの硬化阻害が考えられる。このように特殊な泥炭地盤に対して安定処理工法を施工する場合、改良材として特殊なセメント系固化材の検討を余儀なくされる。しかし、市販の固化材は数十種類もあり、対象とする泥炭地盤に有効な固化材を選定することは極めて困難な現状にある。著者らは、北海道泥炭に対する各種固化材による土質安定処理試験を行い、その効果を検討するとともに既往の研究成果を整理した結果、泥炭地盤に有効な固化材をその化学組成から推定する可能性についての基礎的知見を得たので報告する。 |
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