国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 シビチャリ2号橋の設計

作成年度 1987年度
論文名 シビチャリ2号橋の設計
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(C-7)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
藤野一志
石橋幸雄
吉田孝
星和彦
抄録
シビチャリ2号橋は、一般道道静内中札内線静内町に架設される中下路式ローゼ橋である。架橋地点は静内町より約50㎞の内陸に位置し、大変急峻な峡谷地形を呈している。橋梁形式の選定にあたっては、下記のような制約条件があった。①急峻な峡谷であり、計画高から河床面まで約60m程度の高さがある。②峡谷・林道により、下部工の設置位置に大幅な制限がある。③右岸側林道の交通制限ができない。④ランドマーク的要素を含む橋梁とする。以上の条件を考慮し、予備設計の段階で、a.下路式ローゼ橋+曲線鈑桁、b.中下路式ローゼ橋、c.斜張橋の3型式を比較し、施工性・経済性及び景観等の要素を含めてb.中下路式ローゼ橋案を採用した。ローゼ型式の橋梁で側面形状が対称形をなすものは各地で架設されており、その例はかなりの数にのぼるが、本橋のように非対称形をなす橋梁は非常に少なく、北海道においては初めてである。一方、架橋地点は地震の多発地帯であり、耐震設計にも十分な配慮を払わなければならない。このためシビチャリ2号橋の設計に際しては、さまざまな特殊解析を実施して詳細設計に反映させるとともに安全性の照査を行った。ここでは、主に上部工の設計の概要について報告する。
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