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 漁港の多面的利用の一考察-漁港の蓄養殖利用と漁家経営-

作成年度 2002年度
論文名 漁港の多面的利用の一考察-漁港の蓄養殖利用と漁家経営-
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(港-6)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中村誠
中嶋雄一
小玉茂義
抄録
漁港は、安全で効率的な水揚げ、漁船等を波浪から守る、天候急変時に避難を確保することを一義的な目的として配置、整備されてきている。しかし、漁港の利用はこれらのみでなく、漁業者は静穏水域を「つくり育てる漁業の場」等として積極的に利用している。また、都市住民の憩いの場、集落の生活の場など漁業以外にも様々な利用がある。そこで、このように漁港の一義的な利用に加え、様々な目的で利用されることを漁港の多面的利用と定義し、こうした利用の一例として、直接的な漁業振興への寄与という観点から、漁港が蓄養殖事業にも利活用されていることに着目し、実態調査を行った。本報告は、上記調査結果から、漁港での蓄養殖や馴致などの利用状況を把握した上で、漁家経営においてこれらが貢献する内容について考察する。
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