作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 消波岸壁の設計施工について-網走港-5.5m岸壁工事- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(G-24) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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岡元節雄 | |
本間明宏 | |
立野健史 |
抄録 |
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本岸壁は、既設中防波堤の前面に計画されたが、前面泊地が狭いこと、直立壁に囲まれていること、港口に近い位置であること等の条件があり港内反射波を押える構造が必要であった。このため直積消波ブロック型式とした。直積消波ブロック型式の岸壁は港内の反射波を減少して静穏度を高めるため北海道開発局では昭和40年代後半から施工されてきた。しかし直積消波ブロックのみの消波機能では堤体幅が限られる事から、波長の短い波に対しては消波効率は良いが、波長の長い波に対しては消波効率が前者に比較し低い。本工事では荒点時の船舶係留、岸壁の利用をより効率的にすること及び既設中防波堤の有効利用を考え、直積消波ブロックを透過型として堤体を施工し、この間に縦方向に連続する幅2.5mの遊水部を設け波長の長い波に対しても効率を高める構造とした。この岸壁の計画、設計、施工に当って、法線計画、構造設計、既設構造物に対する処置、施工精度、施工の過程で生じた諸問題等について述べるものである。 |
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