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 稚内空港における雪圧を考慮したF.R.Pフェンスの設計について

作成年度 1987年度
論文名 稚内空港における雪圧を考慮したF.R.Pフェンスの設計について
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(G-26)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
今林弘
石島隆司
中村誠
抄録
高速交通網のより一層の整備が進められる中、稚内空港においてもジェット化をめざして、いま滑走路の延長をはじめ、ターミナル地域の拡張などの工事が推し進められている。滑走路は、B-737型機クラスのジェット機の就航を可能にするため1,200mから2,000mへ延長するものであり、合わせて計器着陸装置を備えるものである。空港全体の完成は昭和63年秋を予定しているが、ジェット化を急ぐ地元の要請が強いため、滑走路を必要最小限の1,800mとして、62年6月の供用開始をめざしている。このような背景の中で、昭和59年度に空港西側のグライドスロープ用地に接する場外排水路の小段を利用して設置した、F.R.Pフェンスが吹き溜りによる雪圧によって翌年の融雪期に延長114mにわたり、倒壊などの被害をうけたことを契機として、これまであまり例のない斜面における雪圧の調査、解析を行ない、その結果を設計に反映してF.R.Pフェンスの設置位置および構造を決定したので、ここに報告するものである。
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