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 苫小牧東港-12m岸壁の試験工事について

作成年度 1987年度
論文名 苫小牧東港-12m岸壁の試験工事について
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(G-27)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
宮地陽輔
竹内弘治
妹尾英世
本間孝哉
抄録
苫小牧東港-12m岸壁は、苫小牧東部工業基地の基幹港湾である苫小牧東港の最初の公共岸壁として、昭和58年度より着手し、昭和64年度の供用開始をめざしている。苫小牧東港地区は、勇払低湿地帯に位置するのに加え、当岸壁地区は厚真川河口部にあたり、その土質は極めて軟弱である。基盤と思われる静内礫層は、-50~-60mにあり、その間は大部分が粘土である。このため、当岸壁の本体工着手に際しては、サンドドレーン併用プレロード工法により地盤改良を行ない、昭和61年度より本体工(鋼管矢板式係船岸)に着手している。当岸壁の本体工は、地盤改良後のチェックボーリングにより設計がされ、この結果、前面矢板はφ1500mm、t15mmL35.5mとなり、控えとなる組杭は、φ900mm、t9mmで、押込側がL25.5m、引抜側がL46.5mとなった。この様な大口径、長尺の鋼管施工は海上ではまだしも陸上での施工は数少ない。このため、昭和61年度の本体工着手に先立ち昭和61年3月にプレロード用載荷盛土の一部を除去して、本体工6セット(鋼管矢板6本、控え押込杭6本、控え引抜杭6本)を打込む試験工事を実施した。本報告は、上記試験工事の概要を報告をするとともに、試験工事の結果からディーゼルハンマー選定の考え方に考察を加えたものである。
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