作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 温根元漁港建設工事における締切工法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(G-30) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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菊池一志 | |
上野強 | |
小暮逸郎 | |
佐藤智行 | |
大西治朗 |
抄録 |
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近年の北洋漁業を巡る漁業危機・国際化の波は沿岸漁業・養殖漁業への転換促進を余儀なくされ、漁港施設の整備拡充が強く要望されている。温根元漁港は、根室半島東端に位置し、貝殻島周辺のコンブ漁・秋サケ定着等を主とする小型漁船の集結基地であり62年秋完成を目途に鋭意工事中である。本報告書は、昭和60年度までの外郭施設の完了に引続き、係留施設・水域施設を確保するため、その施工工法として附近一帯の地質がほぼ岩盤であるので、締切によるドライ掘削工法を採用した場合の工事の確実性・安全性及び工期の短縮・工費の節減を計ろうと検討を加えたものである。しかしながら、埠頭施設を構築している既設構造物の一部に捨石構造の堤体があり、当該部分からの浸水が懸念され、これによる防水対策及び透水量の検討が必要となった。また、普通河川〔温根元沢川〕が締切区域内に流入しており、工事中に於ける水量管理・降雨出水時の排水管理等について検討を加えた。 |
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