作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 奔別ダムサイトの地質調査について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(E-24) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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加藤剛 | |
許士達広 | |
山下彰司 |
抄録 |
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奔別ダムは、幾春別川総合開発事業の一環として、既設の桂沢ダムの再開発と併行して現在調査が進められている多目的ダムである。奔別ダムサイトの地質は、白亜系の中部蝦夷層群三笠層に属し、中粒~粗粒砂岩、細粒~中粒砂岩、泥質砂岩からなり、礫岩、凝灰質岩を狭在する。これまでの調査で、ダムの基礎岩盤は、表層の風化の影響でCL、CM級が分布するが、基盤は、CH、B級の極めて賢硬な岩盤よりなる。しかし、基礎岩盤中の地下水の流動状況が極めて不明確であり、全体の地下水位が低く、透水性も高い。このような観点から、61年度調査においては、通常の透水試験のみならず、湧水圧試験(DST)、孔内水位測定、孔径検層、孔内微流速測定といった各種調査を実施して、地山の透水性、水理構造について総合的に検討することを試みた。本論文ではこれらの調査検討結果について報告するものである。 |
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