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 交通安全施設の設置効果調査-主としてチャッターバーが走行車両に与える影響について-

作成年度 1987年度
論文名 交通安全施設の設置効果調査-主としてチャッターバーが走行車両に与える影響について-
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(B-13)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
蜷川浩一
林延泰
大塚民雄
和田芳明
抄録
多車線道路には、中央線はみ出しによる正面衝突事故を防止する目的で、道路の利用形態や沿道状況を考慮し中央分離帯が設けられるが、比較的狭幅な多車線道路に設置すると、残りの車線幅員が十分とれなくなり、かえって交通容量の低下による渋滞、ひいては追突事故を誘発するという逆効果を招きかねない。このため狭幅な多車線道路には簡易な中央分離施設として設置されるものにチャッターバーがある。近年、このチャッターバーを二車線道路の曲線部において、試行的に設置している地点がある。しかし、道路管理者としてチャッターバーの効果に対し明確に裏付けるデータがないこと、チャッターバーの設置により道路構造令に規定する車道幅員および側方余裕の確保ができなくなることなどから本来的な意味において好ましくない。さらには維持・管理上の問題などがあり、二車線道路の適用には十分な討議が必要である。本論文は、交通安全施設としてのチャッターバー設置効果の有無を車両の走行速度と通過位置について調査・分析したものである。
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