国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 土地改良の有効性について-濃密調査 第4報-

作成年度 1987年度
論文名 土地改良の有効性について-濃密調査 第4報-
論文名(和訳)
論文副題 昭和61年度(F-22)
発表会 昭和61年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和61年度技術研究発表会
発表年月日 1987/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
牧野敏雄
高橋靖夫
吉岡秀男
抄録
この調査は、昭和58年(1983)開始以後、4年目を迎えたが、初年度は稀な低温冷夏の異常気象におそわれ、農作物に多大な減収被害が生じた。2年目(1984)は、幸い春先の低温長雨にもかかわらず、作物の生育期間の6月から8月までの高温多雨の好天に恵まれ、一部の作物では、最高収量を記録する豊作年となった。3年目(1985)は、6月の低温、日照不足、晩霜による多少の被害があったが天候が回復し、順調に生育し2年続きの豊作となった。1986年は、6月下旬からの低温、日照不足の不順な天候は7月半ばになっても解消されず、農作物の生育遅れが心配された。7月末にようやく晴天が現われ、ようやく暑い夏が到来したため、豆類を除いて冷害は免れた。この気象条件のもとに、本年の暗渠排水に対する効果では、今一つ明解な答は出なかったが全道的に広範囲に調査が開始された、『作物成育に対する土地改良の有効性を検証する調査』の一端として、十勝地方の古舞地区、濃密調査における畑作物(甜菜、馬鈴薯)の暗渠排水施工の効果について報告する。
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