作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 網走管内における畑地かんがいについて-第17報 湧別圃場試験報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(F-25) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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沢田悦宏 | |
高橋武典 | |
高山豊 |
抄録 |
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北海道紋別郡上湧別町・湧別町は水田転換政策を契機に現在、畑作及び酪農専業へと移行した農業地帯である。この地帯はオホーツク海型気象区に属し、農耕期間(5~9月)の平均気温15.4℃降水量420㎜と比較的温暖、寡雨で、また、湧別川によってもたらされた保水性に乏しい砂礫土が広く分布するという自然条件にあることから毎年の様に干害にみまわれる。また、酪農経営においては、耕地面積に比べ乳牛飼養頭数が多く、飼料自給率が低いため購入飼料費が経営を圧迫している現状にある。このため個人及び事業により畑地かんがい(湿潤・肥培)が行われているが施設的に不十分である。昭和59年度より、畑地かんがい(湿潤・肥培)による経営の安定を目的とし、北海道開発局網走開発建設部が直轄かんがい排水事業湧別中央地区として事業計画の調査を行っている。本報は、同調査の中で、肥培かんがいによる牧草増収効果等の実証を目的として行なった肥培かんがい試験(昭和59~61年)について報告するものである。 |
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