作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | ササと農用地造成 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和61年度(F-35) |
発表会 | 昭和61年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和61年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1987/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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斉藤万之助 |
抄録 |
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ササは、旺盛な繁殖力と適応性により北海道の林床植生の優占種となっており、冷温帯落葉広葉樹林あるいは針広混交林とともに山野の景観を特徴づけている。莫大な資源量のため、古くからササを工業的に利用しようという試みがなされているが、十分な成果はあがっていないようである。従来、原野に放牧された家畜はササを飼料として利用してきた。しかし、現在利用されているものといえば、チシマザサ(ネマガリダケ)の稈が農園芸用や竹細工用に利用されたり、またそのタケノコが山菜として賞味されている程度である。ササは森林施業上大きな障害となっており、農用地造成にとっても排除すべき障害物である。そこで、既往の成果に基づき、ササの分布と性状、農用地造成とのかかわりを述べてみたい。 |
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