国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 新洪水予測システムの開発について

作成年度 1987年度
論文名 新洪水予測システムの開発について
論文名(和訳)
論文副題 昭和62年度(河-9)
発表会 昭和62年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和62年度技術研究発表会
発表年月日 1988/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高橋季承
林信雄
星清
馬場仁志
抄録
全国第2位の流域面積を誇る石狩川流域は、流域人口が280万人を越え北海道の中でも最も資本の高度集積化が進んでいる地域であり、その下流部は今後も目覚しい発展が予想される。近年、河川改修やダム建設などの治水事業が進み、洪水に対する安全性が増しているとはいえ、自然を相手にしている以上いつ大洪水が襲ってくるとも限らず、一度、重大事態が生じるようなことになれば、現在の流域の状況からして、従来にも増して大きな被害を受ける可能性があると言わざるを得ない。そのため、最近ますます洪水予報業務の重要性が認識されているところである。石狩川の洪水予報は、開発局の発足以来30年以上の歴史を持ち、コンピューターによる洪水予測は昭和38年のアナログ計算機の導入から始まった。以来、計算機の更新、洪水予測システムの改良を行い、より正確な洪水予報を目ざしてきたが、今回新たに61年度から62年度にかけ洪水予測システムの改良を行うことにした。本報文は、従来の洪水予測システムの問題点を検討し、洪水対策の一層の充実を目的に、予測精度の向上及び演算時間の短縮を図った新洪水予測システムについて報告するものである。
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