作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 植栽の効果に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和62年度(河-33) |
発表会 | 昭和62年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和62年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1988/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水島徹治 | |
柳屋圭吾 | |
前田富男 | |
鎌田照章 |
抄録 |
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かつて、河川、湖沼、海などの水辺空間は、自然の構成要素である水の存在により、人々に潤いとやすらぎ、親しみといった感情を抱かせる役割をもつ空間であった。特に河川は、人々が生活する環境の最も身近に存在し、その重要性は非常に高いものであった。しかし、生活との密着性が高いことは、その「治水」「利水」機能の充実が強く求められ、「親水」という機能は軽視されがちとなった。ところが、都市が巨大化し、土地の高度利用が進むにつれ、身近な環境からは自然が減少し、人工的な空間での生活を強いられる状況がもたらされた。そこで、河川の持つ自然性に目が向けられ、レクリエーションの場として、あるいは、精神的安定や情緒的満足を生み出す「親水機能」を有する空間としての、河川の整備手法が求められるところとなった。本研究はこうした状況下において、河川空間を景観的に向上させていくためには、どのような整備手法が有効であるかを検討するために、景観に及ぼす影響が大きいと考えられる「植栽」をとりあげて分析を実施した。 |
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