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 泥炭性軟弱地盤の振動特性について

作成年度 1987年度
論文名 泥炭性軟弱地盤の振動特性について
論文名(和訳)
論文副題 昭和62年度(共-5)
発表会 昭和62年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和62年度技術研究発表会
発表年月日 1988/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
黒田英文
石田悦一
吉田紘一
抄録
泥炭性軟弱地盤での地震記録は少なく、その地震応答にはまだよく分からない部分がある。泥炭性軟弱地盤の耐震工学的特徴は他の軟弱地盤と比べても初期せん断剛性率(Go)が著しく低いことであるが、それは最近の土質工学的研究で量的に明らかにされてきた。このことが地震時の地盤挙動にどのような結果をもたらすか本研究では、SHAKEプログラムにより地震波を理論的に算出して調べてみた。解析の対象地盤として① 典型的な泥炭性軟弱地盤である札幌I.C高架橋地点② 砂層を含む軟弱地盤の静内橋地点③ 表土の下に泥炭を挟む砂質地盤の別海橋地点の3地盤を選定し、これらの地表波について地盤のフーリエスペクトル図と加速度応答スペクトル曲線を求めその特性を比較してみた。この際札幌I.C高架橋地点の地表波を得るについてSHAKEプログラムを使用したものであり、その基盤入力波には上記②、③の基盤観測波を用いた。
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