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 遠心力模型実験による摩擦杭の鉛直支持機構に関する研究

作成年度 1987年度
論文名 遠心力模型実験による摩擦杭の鉛直支持機構に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 昭和62年度(共-6)
発表会 昭和62年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和62年度技術研究発表会
発表年月日 1988/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
片倉浩司
根岸正充
柚木祐二
西畑賀夫
抄録
従来、摩擦杭は支持杭に比較してその鉛直支持機構に不明な点が多いとの理由(特に周面摩擦力の評価が低い)で敬遠され、杭の施工技術の向上によって、支持層がかなり深くても支持杭を採用する例が多かった。しかし、最近の調査によると摩擦杭の失敗例が意外なほど少ないこと、杭の載荷試験において摩擦杭と支持杭との差があまりないことなどから摩擦杭が見直されつつある。また北海道に広く分布する深さ40mを超すような軟弱地盤では摩擦杭の経済的メリットも大きい。本研究では摩擦杭の基本的な鉛直支持機構を明らかにするため、遠心力模型実験装置により、粘性土の正規および過圧密地盤を短時間のうちに作製し、これを用いた単杭(摩擦杭および支持杭)の鉛直載荷実験を実施した。この実験により、杭の先端抵抗力と周面摩擦力についての基礎的なデータを得て、摩擦杭の鉛直支持機構の検討・解析を行ったので報告する。
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