作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 鹿ノ子ダムにおける湛水初期の水質挙動について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和62年度(ダ-3) |
発表会 | 昭和62年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和62年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1988/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高嶋守仁 | |
林輝夫 | |
畦田益美 | |
三上孝雄 |
抄録 |
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新設ダム貯水池の湛水初期数ヶ年に渡る一時的な富栄養化の進行は、古くからの陸水学上の話題である。しかし、首件についていくつかの報文は散見されるものの、湛水初期から数ヶ年に及ぶ調査事例は極めて少なく、情報の蓄積が先ず第一の課題となっている。また、道内ダム貯水池の場合は、他の温帯ダム貯水池に比較して循環期が短く、全層混合が起こりにくいと言われており、そのため湛水初期の貯水池水質が運用開始後の水質状況に影響を及ぼす可能性を有している。鹿ノ子ダム貯水池は、流域の97%が針葉樹を中心とした森林で人為的汚濁源の無い流域特性であるため、湛水初期の一時的な富栄養化現象を解明する上で有利な条件を備えている。本ダムではこれらの点に着目し、湛水初期の昭和58年より調査を実施してきているが、ここにその結果を報告するものである。 |
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