作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 重力ダム嵩上げの構造上の問題点について-施工時水位との関係を中心として- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和62年度(ダ-8) |
発表会 | 昭和62年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和62年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1988/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山下彰司 | |
許士達広 |
抄録 |
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わが国におけるダムの数は2000以上もあり、自由世界においてはアメリカについで世界第2位のダム保有国となっている。しかし、その規模は水需要や妥当投資額に見合ったものとして決定されたものが多く、地形地質条件からもっと大きなダムの建設可能な地点が少なくない。現在計画中のダムは建設中のものも含めて数多くあるが、良好なダムサイトは非常に少なくなってきている。そのため、従来ではダム建設に不適とされていた地形地質の悪い地点や、環境及び補償等社会問題の多い地点でのダム建設が増えているのが現状である。この様な時勢を反映して、近年老朽ダムの補修を兼ねる場合も含めて嵩上げダムの事例が増えており、ダム地点の不足を補う意味で旧ダムの再開発事業が見直されつつある。嵩上げダムの完成例としては古くは中国電力の王泊ダムの他、最近では北海道の新中野ダムがある。幾春別川総合開発においても既設桂沢ダムの再開発を計画しており嵩上げ時の水位条件等の違いにおける、応力分布及び安全度について検討しているので現在までの成果について報告する。 |
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